(埼玉発連載3)東南アジア各国で働く日本の高所作業車たち(シンガポール造船編1)

2020/10/15 ブログ

皆さんこんにちは!店長のやなさんです。本日はシンガポール西端の干拓地に2013年に新たに建設されたメガヤードと呼ばれている巨大ドック内で見た日本アイチさんの35mタイヤ式4段ブーム高所作業車SP350型と25m3段ブーム高所作業車による修繕船現場作業模様です。形状が複雑な船のスクリュー付近の高所作業は従来の足場を組んで対応しています。この造船所は約40年前の創業当時は、日本のIHIさんとタッグを組んで仕事をしていたこともあり、日本で成長期にあったドック内での高所作業車による無足場工法を積極活用しつつ安全面と作業効率面を両立させ、いち早くアジアの中でも有数の造船先進国となりました。今では、修繕船はもちろん、資源掘削用のオイルリグ(いわゆる「やぐら」、海猿の映画に出てたようなモノです)の新造作業や「コンバージョン」と呼ばれる、中古船を改造して用途変更(輸送船から石油精製船等)する工事を受注しつつ他国との差別化を図っています。

2枚目の写真は高所作業車のバスケット内の写真です。日本と同様に重装備の作業員の方が鳥籠のようなスチールパイプ製のヘッドガード付きのバスケットに搭乗している模様です。

また、3枚目の写真は、サイズの小ささがウリのアイチさんの25mブーム型高所作業車SP25Bがドック左右ギリギリに入った巨大タンカーの隙間に入り込んで高所作業をしている様子の非常に珍しい写真です。

次回の連載では、この造船所内で行われている日本の高所作業車のオーバーホール作業等のメンテナンス体制についてご紹介します。

お楽しみに!